汗の臭いが出る仕組み

汗をかくと、
汗の臭いがして、
汗臭くなります。

 


柔道部・剣道部・空手部・野球部・サッカー部など、
武道やスポーツをやっている人が集まっている部屋や部室を想像するとイメージしやすいと思います。


なぜ汗をかくと、
汗臭くなってしまうのでしょうか?

汗をかくと汗臭くなる理由を知るためには、
どのようにして身体から汗が出るのか理解しましょう。

汗は、

体温を一定に保つための調整機能
 


身体にたまっているいらない物質を外に出して排出する機能
 
があります。

体温調節機能や排出機能のおかげで、
私達人間は、
体温が上がりすぎて死んでしまったり、
身体にいらない害になる物資が溜まりすぎて病気になることを、
防いでくれているのです。


汗が身体から出るときの仕組みはどのようになっているのでしょうか?

汗は、
「汗腺(かんせん)」
と呼ばれる、
汗を出す細胞から分泌されます。

汗を出す細胞(汗腺)には、

エクリン腺
 


アポクリン腺
 
という2種類の汗腺があります。

エクリン腺とアポクリン腺

 

エクリン腺は身体のほぼ全身にある汗腺で、
体温調節と老廃物(体内のいらないもの)を外に出す機能を持っています。
汗をかく場所には全てエクリン腺がありますので、
どこに汗をかくかを想像するとどれくらい身体中にエクリン腺が存在しているかイメージできると思います。

 

 

アポクリン腺は、

 

脇の下、
耳の中、
男性器・女性器の陰部、
乳房や乳首周辺

 

など、身体の一部だけにある汗腺です。

 

 

アポクリン腺の役割は、
体温調節と老廃物排出の機能に加えて、
フェロモンを出して異性を惹きつける機能が何万年〜何十万年という昔にはあったのではないかと言われています。

 

 

実はエクリン腺から出る汗も、
アポクリン腺から出る汗も、
汗自体には臭いはありません。

 

無臭

 

です。

 

実は、
誰もが普段から

 

「汗臭い!汗臭い!」

 

と言っている汗そのものに臭いは無いのです。

 

 

では、
なぜ汗をかくとにおうのでしょうか?

 

汗が出るとニオイがする原因は、
皮膚の表面に付いている雑菌と関係しているのです。

 

身体から出てきた汗は、
皮膚の表面の雑菌と混ぜ合わさることによって臭いが発生します。

 

雑菌と汗が混ざることで、
エクリン腺から出た汗は汗臭い汗臭に、
アポクリン腺から出た汗は独特のニオイを放つワキガ臭に変わります。

 

汗と雑菌の組み合わせ。

 

これこそが汗をかくと臭う、
身体の仕組みになっているのです。

 

食事と汗の臭いの関係 〜偏った肉食・ファーストフードは汗臭い〜

食事と汗の臭いには関係があります。

 

 

 

汗は、
あなたの身体の中に入っている成分を外に出します。

 

そしてあなたの身体の中の成分はどのようにして作られるかというと、
あなたの食べた物で作られるのです。

 

つまり、あなたが
普段からどのようなものを食べているかで汗臭さが変わってくる
ということです。

 

一般的に、
あなたが牛肉・豚肉・鶏肉などの肉食中心で脂っ濃い食事ばかりして、
野菜や果物を殆ど取らない状態であれば、あなたの汗は臭くなりやすいです。

 

肉食自体が必ずしも悪いというわけではなく、
食事のバランスが大切になってきます。

 

同じく、
ハンバーガー等のファーストフードや、
コンビニ弁当などは、
一見栄養バランスが良さそうに見えるものもありますが、

 

大量の質の悪い油

 

を使用していたリ、

 

食事の栄養バランスが偏っていたりする

 

ことが殆どですので、
控えると汗臭さを改善することができます。

 

飲酒と汗臭さの関係 〜酒飲みは汗臭い〜

飲酒と汗臭さには関係があります。

 

 

 

基本的には、
お酒を飲んでアルコールを身体の中に入れると、
身体が温かくなり、
発汗作用で汗をかきやすくなります。

 

汗をかきやすくなる分だけ、
汗はたくさん出てきますので、
汗臭くなりやすいです。

 

また、自分の限界を越えてお酒を飲み過ぎると、
肝臓などの内臓で、
飲酒したアルコール成分を分解・消化しきれずに、
汗などで身体の外に出てしまい、
汗臭くなる、体臭がきつくなることがあります。

 

ビール
ワイン
ウィスキー
カクテル
日本酒
焼酎

 

など、
好きなお酒を好きなだけ飲みたくなったり、
飲み会などの付き合いで飲酒する機会が多い場合は、
飲めば飲むほど体臭は強くなる
と覚えておきましょう。

 

そして、お酒を飲むときは、
飲み過ぎないように適量にするとよいでしょう。

入浴と汗の臭いの関係

入浴と汗の臭いは直接的に関わっています。

 

 

 

入浴またはシャワーに入ることで、
かいた汗と皮膚の表面にいる雑菌を洗い流すことができます。

 

特に運動後や夏場は汗を大量にかきやすいので、
汗をかいたらこまめに入浴しシャワーを浴びる
ことが汗の臭い対策には大切です。

 

入浴・シャワーを浴びるときのポイントとして、
汗臭いのを解決したいという気持ちが強すぎて、
身体をこすり過ぎない、
ボディソープ・シャンプーを一度に使い過ぎないこと、
が大切です。

 

タオルで身体をこすり過ぎたり、
石鹸・ボディソープ、シャンプーを一度に大量に使用て身体を洗うと、
汗や雑菌が流れるだけではなく、
身体や皮膚が赤くなって荒れたりかぶれたり、
本来必要な良い菌(常在菌)まで流してしまうことになってしまうからです。

 

運動と汗の臭いの関係 〜運動しない人の方が汗臭い〜

運動と汗の臭いは直接的な関係を持っています。

 

 

 

運動をすると汗をかくので、
運動中や運動後は汗臭くなりやすいです。

 

そのため、
自分の体臭を気にするあまり、
運動をできるだけ全くしないように、
スポーツやエクササイズなど身体を動かすことを避けることが多くなりがちです。

 

 

しかし、
全く運動しない状態で汗をかかずに過ごしていると、
逆に汗臭くなってしまう危険性があるということを知っていましたか?

 

汗を出すための汗腺は、
身体の体温調節機能以外に、
身体に溜まったいらない老廃物を出す機能があります。

 

ずっと汗をかかないでいると、
汗腺の機能が弱まり、
老廃物、
つまりゴミが身体の中に溜まりやすくなります。

 

 

そして夏場に外を歩く、
暖房の効きすぎた暑い部屋にいるなど、
どうしても汗をかいてしまう状況で汗をかいてしまったときに、
それまで溜まっていた身体のゴミが一気に外にでることになり、
普段よりも汗臭くなってしまう可能性があるのです。

 

 

そのため、
激しい運動をする必要はありませんが、
軽く汗をかく程度の運動を日常的に行うと良いでしょう。

 

自分以外の誰か他人の近くで運動するのが嫌な場合は、
自分の部屋でストレッチや筋トレなど、
自分のできる範囲で運動しておきましょう。

 

 

普段から簡単な運動をして、
老廃物を小出しにしていると、
人前で汗をかいたときに、
汗臭い嫌な思いを相手にされたり、
自分の汗臭さが気になって不安になることも少なくなります。

ストレスと汗の臭いの関係 〜ストレスがたまっていると汗臭くなる〜

ストレスと汗の臭いの関係についてです。

 

 

 

ストレスがたまっていると汗臭くなります。

 

ストレスがたまると体内で、
血液、内蔵の働きが悪くなり、
身体の中にいらない老廃物がたまりやすくなります。

 

仕事、家庭などでストレスを抱えていれば抱えているほど、
何かで汗をかいたときに臭いが強くなりやすいです。

 

汗臭い体臭を軽くするためにも、
普段からストレスを解消できる自分なりのリラックス方法を見つけて実践しましょう。

メンタルと汗の臭いの関係

気持ち・気分・感情・精神状態などのメンタルと汗の臭いには大きな関係があります。

 

 

 

緊張・不安・焦り・恐怖・怒り・心配・興奮といった気持ちや感情が強くなればなるほど、
自然と冷や汗が出てきます。

 

人前で話すことなどを思い出してもらうとわかりやすいと思います。

 

このようにメンタルの状態によって出てくる汗を、精神的発汗と言います。

 

精神的発汗が起こると、
普段はかかないようなところに汗をかくこともあります。

 

緊張プレッシャー不安焦り怒り心配などの感情になっていると、
汗をかく量が多くなり、
ストレスも同時にかかることになりますので、
汗の臭いも強くなりやすいです。

 

メンタルの変化によって精神的発汗が起こった時は、
深呼吸をするなど、
気持ちを落ち着かせて精神状態を安定させると、
出る汗が減って少なくなってきますので、
できるだけ普段通りの平常心でいることが体臭対策として大切です。